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3Dプリンターの電気代はどのくらい?熱積層、光造形それぞれの消費電力を解説

「3Dプリンターってどのくらいの光熱費がかかるの?」そんな疑問にお答えします。
3Dプリンターの光熱費は使用する機種や契約している電気料金によって異なりますので、あくまで一般的な金額について解説していきます。

家庭向け3Dプリンターで一般的な「光造形」「熱積層造形」それぞれの電気代、消費電力をみていきましょう。

【消費電力の計算方法】
1時間あたりの消費電力(kW)×使用時間(時間)×料金単価(円/kWh)

光造形の場合

光造形機はLEDやレーザーを使用して光硬化性樹脂を硬化させるため、消費電力が比較的低いため、熱造形機と比較して電気代が安くなります。

Bitly

熱積層造形の場合

熱積層造形はプラスチックフィラメントを溶かし積層していくため、光造形機よりも電力消費量が高くなります。

またヒートベッドの温度やノズルの温度によっても消費電力は変わってきます。待機中が一番消費電力が少なく、ヒートベッド加熱中に一番消費電力が高くなります。
ここでの「消費電力」は、造形開始から完了までのおおよその平均値となります。
当然ですが、PLAよりもノズル温度・ヒートベッド温度が高いABSの方が消費電力は高くなります。

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他の家電製品との比較

1時間あたりの電気代比較

まとめ

以上は一般的な見積もりであり、地域や使用する電力会社によって異なる場合があります。
ただ「3Dプリンターを使いすぎて電気代がヤバい!」ということは余程なさそうですね。電気代の心配は複数台一気に稼働させるようになってからでいいかと思います。

※記事に出てくる値はあくまで参考値ですので、これらの情報によって生じた損失などについて当方は一切責任を負えませんのでご了承ください。

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