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機械加工・図面知識

【機械加工】塑性加工とは 

塑性加工とは金属の加工方法の一つで、材料に力を加えて変形させる加工方法です。 塑性加工の種類 圧延加工 圧延ロールを通して材料を引き延ばす加工です。鍛造加工 金型などを用いて成形を行う加工です。プレス加工 プレス型を用いて板金などを打ち抜い...
機械加工・図面知識

【材料に残る応力】残留応力とは 材料に与える影響など

残留応力とは、外力を除去した物体内に残っている応力のことです。意図しない残留応力は基本的に望ましくないものとされますが、ショットピーニングなど残留応力を利用した疲労強度の向上処理も存在します。 残留応力の主な発生源 圧延、鍛造などの塑性加工...
機械加工・図面知識

【用語集】機械加工・材料・部品

機械加工,材料,部品などの用語一覧です。(随時更新中)リンクがあるものはクリックすると解説ページに移動します。 ・アーク放電  熱電子放出による放電.溶接などにも用いられる.・アイドラー  チェーンやベルトの動力を受けて回転する部品.・アク...
材料・処理知識

【鉄鋼に影響を与える元素】(鉄鋼の)五大元素

(鉄鋼の)五大元素とは 炭素(C)、ケイ素(Si)、マンガン(Mn)、リン(P)、硫黄(S)を「(鉄鋼の)五大元素」と呼びます。鉄鋼に添加する元素は他にも様々ありますが、これら5つの元素は材料の性質に大きな影響を与えます。中で 各元素が鋼に...
プリハードン鋼

HPM1とは? プリハードン鋼であるHPM1の特徴、性質やNAK55との違いなど解説

HPM1は、日立金属工具鋼(株)の汎用金型用鋼です。HRCが40程度あるプリハードン鋼で切削性に優れております。日立のハイピーエムシリーズなので「ハイピーエム」とも呼ばれます。プリハードン鋼とは? → プリハードン鋼について HPM1 特徴...
材料・処理知識

【金属材料】プリハードン鋼とは?納入時に既に熱処理がされている合金

プリハードン鋼とは プリハードン鋼とは、材料納入時にすでに熱処理や硬化処理が施されている金属のことを言います。一番の利点は「納入時にHRC30~45程度の硬度が入っている」ことです。(メーカー、材質により異なります)またプリハードン鋼という...
プリハードン鋼

【プリハードン鋼】NAK55とは?時効硬化系合金であるNAK材の特徴、性質など解説

NAK55は、大同特殊鋼のプラスチック金型用鋼です。HRCが40程度あるプリハードン鋼のため、加工後の焼き入れ処理などが不要です。”ナック材”と呼ばれることもありますプリハードン鋼とは? → プリハードン鋼 NAK55 特徴 Ni-Al-C...
機械加工・図面知識

【機械加工を学ぶ 】4.レーザーカット・レーザー加工とは 特徴や種類などを解説

レーザー加工とは 材料を加工する方法としてレーザー加工という方法があります。レーザー加工は、切断加工だけでなく、刻印や溶接などをすることもできます。 レーザー加工の原理 レーザー加工はその名の通り、レーザー光を材料に照射し切断や刻印を行いま...
金属材料

【アルミ合金】A1100とは 特徴や性質を解説

A1100はアルミニウム合金の中でもアルミ純度が高く99%以上となっております。 A1100 特徴 1000番台のアルミは純度が高いため、アルミニウム自体の特徴が顕著に表れます。強度は低いですが、熱伝導性・耐食性・加工性などに優れています。...
樹脂材料

【プラスチック材料】エンジニアリングプラスチックとは?汎用プラスチック、スーパーエンプラとの違いを含め解説

エンジニアリングプラスチックとは エンジニアリングプラスチック(以後エンプラ)は主に工業用部品としての使用を想定しており、機械的強度や耐熱性に優れたプラスチックです。金属と比べても非常に軽く加工性も高いため、金属部品の代替品としても重宝され...