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【機械加工】面取りとは 糸面取り・C面取りなどについて解説

機械加工における面取りとは「部品の角部をR(丸)や45°の形状に削る」加工です。

面取りの種類

上記は一例です。一番左は面取りが無い状態で、角が尖っているため触ると怪我をしてしまいます。

面取りの目的

左が「部品Aの断面図」です。わかりやすいように大げさに表していますが、刃物Rが干渉して奥まで入っていきません。
一報、右に示した「部品Bの断面図」は、凹側に面取りがされているので、干渉することなく奥まで部品が入っていきます。

あえて面取りをしない場合も
  • 刃物など、面取りが不可の部分がある場合
     SKDやSKSなど、刃物として加工される部品もあります。そういった部品には刃部に「面取り不可」などが記載されていることがあります。
    刃先部分に間違えて面を取ってしまうと、カット刃としての役目を果たせず不良品になってしまいますので注意が必要です。

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