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S15Cとは?低炭素鋼のS15Cの特徴・特性、S45Cとの違いや使い所を解説

S15Cは、鉄鋼材料のひとつで「機械構造用炭素鋼鋼材」と呼ばれる汎用的な鋼材です。
炭素含有量は0.13~0.18%で、低炭素鋼(軟鋼)に属します。

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S15Cの特徴

S15Cの長所・メリット

S15Cの短所・デメリット

S15Cの用途

自動車部品、ワッシャー、各種構造部品などに採用されます。

S15CとS45Cの使い分け

S15CとS45Cの違いは炭素量です。S45Cは全体焼入れ等で硬度を上げる事が出来ますが、S15Cの場合は浸炭焼入れなどを行わなければ硬度が入りません。また、S45CやS50Cの方が材料としては汎用性が高く、機械部品としてはS45Cなどの方が広く採用されております。
表層の硬度を上げつつ内部の靭性を保ちたい場合などに「S15C+浸炭焼入れ」が採用されることがあります。

加工方法

表面処理、焼入れについて

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参照

“JIS G 4051:2016 機械構造用炭素鋼鋼材”.日本産業標準調査会.2022-02.https://www.jisc.go.jp/index.html


材料の基礎について学びたいかたはこちらへ→【材料を学ぶ】1.材料の全体像 材料の種類や特性を解説

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