こちらのシリーズでは、3Dプリンタで造形したパーツの形状や条件などを記録していきます。
今回の形状はインペラです。
インペラというのは、いわゆる「羽根車」です。
気体や液体などの流体にエネルギーを送る役割を担い、洗濯機や換気扇などにも使われています。
機械加工でインペラを作るとなると、同時五軸加工といった高度でコストも高い加工を施さなければなりません。
そんなインペラを今回は3Dプリンタで作ってみました。
造形条件と出力結果
【条件】
機種:Raise 3D pro2
材料:PETG
造形物サイズ:φ40mm程度
フィラメント重量:6.6g
レイヤー高さ:0.05mm
シェル幅:0.8mm
充填率:25%
充填速度:60mm/s
造形時間:4h8m
積層ピッチを細かくしたので、小さい割に時間がかかりました!
形状はインペラらしくなりましたが、羽の一番外側の部分がガタついています。
薄くて湾曲しているので、難しい造形だと思います。
サポート材を手動で細かく設定すれば、もっと綺麗に造形できるはずです。
この形状はThingiverseのデータを使用させていただきました。
https://www.thingiverse.com/thing:590416