JLCPCBは一般的な熱積層造形や光造形だけでなく、MJFやSLMといった特殊な造形にも対応している中国の3D造形サービスです。ナイロンの造形や金属造形もお手軽な価格で依頼する事ができ、STLデータをアップロードするだけで瞬時に見積をしてくれます!
JLCPCBのサイト:https://jlcpcb.com/
JLCPCBの使い方をまとめた記事はコチラ
MJFや金属3D造形も可能!JLCPCBとは?3D造形依頼やPCB基板製造をお手頃価格で利用可能
今回はJLCPCBが対応している材質をまとめましたのでご参考ください。
材質一覧
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・言及されていない特性は灰色で塗られています。順次補完していく予定です。
・価格部分の数値は係数ですが現在調整中です。係数が高いほど価格が高いと捉えてください。
SLA
SLAは光硬化性樹脂(レジン)を用いた光造形3Dプリントです。
積層の層がほとんど目立たず、表面が綺麗な仕上がりになるのが特徴です。
フィギュアやアクセサリーの原型をはじめ、機能性部品としても活用できます。
MJF・SLM・FDM・SLS
・MJF(マルチジェットフュージョン)
ヒューレットパッカード社の3D積層技術です。異方性が無いため強度と耐久性が高く、優れた機械的特性をもつナイロンで造形することができます。ドローン部品などにも用いられます。
・SLM(金属積層造形)
レーザー焼結による金属積層造形です。ステンレスが3Dプリントできるのは大きな強みです。価格はプラスチックに比べると高いですが、他社のサービスと比べるとかなりリーズナブルに依頼できます。
仕上がりは鋳肌のように少々ザラッとしています。削りにくいですが、ルーターなどで磨く事もできます。
・FDM(熱積層造形)
家庭用3Dプリンターでもおなじみの熱積層造形です。ABSのみ対応しております。
・SLS(粉末積層造形)
ナイロンの粉末積層造形です。耐熱性に優れており、機能性部品としても活用できます。