パーツ造形
さて、電子部品の注文が済んだらパーツを造形していきましょう。
旧式のCADファイルはリンクがわかりやすい所にあるのですが、ver2.5のSTLやSTEPのダウンロード先がわかりにくかったです。
下記のリンク先の「View the CAD from Browser」→「LINK」からSTEPファイルなどをダウンロードできます。
https://github.com/FaqT0tum/Orbion_3D_Space_Mouse
STLもダウンロードできるのですがパーツが一体化してしまっているので、STEPファイルをダウンロードしてから1パーツずつFusion360にてSTLに変換してから出力しました。
画像の左列上から順番に説明します。
- Knob
回転ノブ本体 - Knob Support
ノブの下につけるサポート - Spacer
スペーサー - Center Bearings
ベアリング保持 - Enc holder(14mm or 17mm)
エンコーダホルダー。穴のピッチが14mmと17mmの2パターンあるので、実際に届いた部品の穴ピッチを見て選びましょう。私は17mmピッチでした。
画像の右列部品に入ります。
- Knob Axis Hole (14mm or 17mm)
こちらにも穴ピッチが2パターンあります。 - Cushion HiNATA
HiNATA様MODのクッション部品です。こちらはTPUで造形します。 - BODY TOP(LEFT or RIGHT)
LEFTとRIGHTがあります。それぞれメタルスイッチの位置が違いますので、左手デバイスで使用する場合はLEFTをおすすめします。こちらをSTLに変換する場合は、中央の穴が塞がってしまっているので注意してください。 - Supp ele
ジョイスティック設置&Arduino差し込みパーツです。 - Micro USB(or Type-C)
Micro USBかType-Cを選択できます。私はMicro USBで出力しています。 - Wire Clips
こちらは配線整理用のクリップです。TPUで造形します。 - Bottom
底面です。
次回
前回 → 【その2:パーツリスト確認&パーツ購入編】ORBION
次回 → 【その4:ハンダ付け編:前編】ORBION ver2.5スペースマウスの製作記録
参照
今回作成したスペースマウスの元リンクhttps://github.com/FaqT0tum/Orbion_3D_Space_Mouse
ライセンスはCC BY-NC-ND 4.0となっておりますので営利目的の使用などはできません。詳しくは元リンクをご参照ください。
開発者はイタリアのFaqT0tum様
FaqT0tum様のGithubのページはこちら→https://github.com/FaqT0tum