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金属材料

【表面処理】溶融亜鉛めっきとは 電気亜鉛めっきとの違い、特徴や用途などを解説

溶融亜鉛めっきは、溶かした亜鉛に鋼材を浸すことで金属の表面に亜鉛めっきを形成する処理です。建築物やボルト、ナットなど様々な場面で使われており、「ドブめっき」とも呼ばれます。非常に厚い被膜を形成することが可能で、ボルトなどで50μ程度、建築物...
材料・処理知識

【表面処理】ユニクロめっき・クロメート処理とは 三価ユニクロ・六価クロメートなどの種類の違いや特徴などを解説

クロメート処理とは クロメート処理とは「六価クロムを使用した処理液による化成処理」で、クロメート被膜を生成させるものです。防錆や外観向上を目的としており「亜鉛めっきの後処理」として一般的に用いられる処理です。ユニクロめっきとは、クロメート処...
材料・処理知識

【表面処理】パーカーライジング(りん酸塩皮膜処理)・リューブライトとは 意味や特徴、メリットなど解説

パーカーライジング(パーカー処理)は鉄鋼の表面にりん酸塩皮膜を生じさせる表面処理で、りん酸塩化成被膜処理とも言います。腐食防止の目的だけでなく、塗装の前処理としても用いられます。リューブライトはりん酸塩皮膜処理の中でも「りん酸マンガン」を使...
熱処理

【熱処理】サブゼロ処理とは

サブゼロ処理とは、鉄鋼材料に対して行われる熱処理で、材料の寸法安定化や硬度の均一化などを目的とした処理です。焼入れをした鋼をドライアイスなどで0℃以下(一般的に-60℃~-100℃程度)に急冷することによって、焼入れで発生した残留オーステナ...
材料・処理知識

【材料を学ぶ Part2-1】アルミ合金の種類 アルミ合金の特徴や選定方法を解説

今回は非鉄金属の中でも非常に多く使用されているアルミ合金について詳細を解説していきます。アルミ合金にも様々な種類があるので、どのような基準で選定していけばよいのか、複数の視点からみていきましょう。 アルミ合金の全体像 アルミ合金とは アルミ...
金属材料

【純銅】タフピッチ銅(C1100)・りん脱酸銅(C1220)・無酸素銅(C1020)とは?純銅系合金の特徴、性質や違いを解説

純銅系材料は、99.90%以上が銅成分でできており「熱伝導・導電性・耐熱性」などに優れています。その中でも、酸素含有量により3種類に分類されます。 純銅系は酸素含有量で3分類される タフピッチ銅(C1100) 酸素含有量=0.02~0.05...
CAD

【無料2DCAD比較】機械用の製図にオススメの2DCADは?鍋CADやQCADなど、特徴や使いやすさを比較してみた

皆さんは、お仕事で2DCADを使っていますか?企業が使っているものだと「AutoCAD」「DraftSight」などの有料2DCADが有名ですね。しかし「自宅でもCADの勉強がしたい」「CADを使う会社に転職したいけど使ったことがないから不...
金属材料

【ステンレス鋼】SUS316、SUS316Lとは 特徴・性質、SUS304との違いなどを解説

SUS316は「約18%のクロム、約12%のニッケル」を含むステンレス鋼にモリブデン(Mo)を添加したオーステナイト系ステンレス鋼です。海水などに対する耐食性が向上しております。 SUS316Lとの大きな違いは炭素量の上限 SUS316の長...
材料・処理知識

【材料を学ぶ】5.非金属材料 セラミックス、プラスチックなどについて解説

さて、今回は非金属材料について説明します。「非鉄金属」と「非金属」少しややこしいですが、「非鉄金属」は、鉄(Fe)以外の金属を主としたアルミや銅合金などのことで、「非金属」はプラスチックやゴムといった金属以外の材料のことを指します。 非金属...
材料・処理知識

【材料を学ぶ】4.金属材料ー非鉄金属 アルミ合金、銅合金、チタンなどについて解説

前回は鉄鋼材料について解説しましたが、今回は鉄以外の金属を主とした"非"鉄金属の解説です。アルミや銅など非常に身近な材料にも様々な特徴や種類があるので、ピックアップしていきます。 非鉄金属の種類 非鉄金属材料には、大きく分けてアルミ合金・銅...