銅合金

材料・処理知識

CAC502C(旧PBC2C)とは?りん青銅鋳物であるCAC502Cの特徴、CAC502A,Bとの違いなどを解説

CAC502Cは、りん青銅連続鋳物2種と呼ばれるCu-Sn-P系の材料です。鋳造材料ですが、連続鋳造方式のため鋳巣が少なく組織が良好です。耐食性及び、耐摩耗性に優れており、歯車や軸受けなどに使われます。PBC2Cは旧JIS記号です。図面など...
金属材料

砲金、青銅鋳物とは?銅合金である砲金の特徴や性質、CAC・BCなどの記号の意味を解説

砲金とは錫(Sn)を10%前後含む銅合金で、「砲金」は青銅鋳物の古い呼ばれ方です。CAC403やBC3、BC6なども砲金の一種です。 なぜ砲金と呼ばれる? かつて錫10%程度の銅合金が大砲の鋳物として使われていたことから、砲金と呼ばれるよう...