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金属材料

【ブランド鋼】HPM77とは 特徴、性質など解説

HPM77の特徴HPM77は日立金属工具鋼(株)が開発したSUS快削系の改良材です。主に精密プラスチック金型の材料として使用される鋼材です。日立のハイピーエムシリーズなので「ハイピーエム」とも呼ばれます。HPM77の成分化学成分(%)CSi...
材料・処理知識

FC200とは?鋳鉄の種類や特徴、デンスバーやFCD材との違いなどを解説

FC200は鋳鉄の一種で、熱で溶かした鉄鋼を型に入れて冷却する事によって作られます。炭素量が多く1.7%~6.68%を含んでおり、見た目の色から「ねずみ鋳鉄」とも言われます。FC200の"200"は引張強度を示しており、引っ張り強度200(...
金属材料

【アルミ合金】A6063とは?A6061、A5052との違いや特徴、使い分けなどを解説

A6063は、アルミ(Al)とマグネシウム(Mg)とシリコン(Si)との合金です。アルミ合金の中で特に耐食性に優れています。A6000系は押出加工に優れており、その中でもA6063はサッシなどの身近な部品にも使われています。化学成分(%)A...
金属材料

【アルミ合金】A1050とは?純アルミ系の合金A1050の特徴や性質を解説

A1050はアルミニウム合金の中でもアルミ純度が非常に高く99.50%以上となっております。A1050特徴1000番台のアルミは純度が高いため、アルミニウム自体の特徴が顕著に表れます。強度は低いため構造部品には向いておりませんが、熱伝導性・...
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Fusion360レンダリングがパッとしない時のTips1~簡単にできる基本テクニック~

Fusion360を使ってレンダリングしてみたけどリアリティが出ない、、そんな時にできる簡単な対策方法を解説します。まずは下の2枚の画像を見比べてください。上の画像に比べて下の画像の方がリアリティがでていると思います。やりかたは簡単なので説...
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【昔の加工用語】メクラ加工とは?ブラインド加工について解説【差別用語につき使用注意】

古い図面を見ていると「メクラ、メクラ加工」という表記がされている事があります。メクラ加工は"穴を防ぐ加工"や"止まり穴"の事を指し、液体や気体の流路において漏れを防ぐ役割を果たします。また、流体の漏れなどを防ぐ栓を「メクラ栓、盲栓」と呼ぶこ...
金属材料

SGCC材とは?防錆力のある溶融亜鉛めっき鋼板SGCCの特徴や性質、SPCCとの違い等を解説

SGCCとは?SGCC(steel Galvanized Cold Commercial)とは溶融亜鉛めっきを施した冷間圧延鋼板です。常温で圧延するSPCCに溶融亜鉛めっきを施すことでSGCCとなります。薄い板状の材料で、プレスや曲げなどの...
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製缶品、製缶とは?どんな部品が製缶品なのか、機械部品の製缶加工について解説

"製缶品"という言葉を聞いたことはありますでしょうか。製造業に携わった事の無い人は、はじめ製缶品と聞いた時に何の事を言っているかわからなくて困ったのではないでしょうか。今回は機械部品における製缶品がどんなものかを解説していきます。製缶品とは...
金属材料

SECC材とは?電気亜鉛めっき鋼板SECCの特徴や性質、ボンデ鋼板との違い等を解説

SECCの特性SECCはSPCCを基に電気亜鉛めっきをした鋼板です。SPCCは冷間圧延工程(常温での圧延)によって製造された美観性と精度が比較的良い材料です。しかしSPCCは錆びに弱いのでめっきや塗装などの防錆処理が推奨されています。そのS...
金属材料

SPHCとは?熱間圧延鋼板SPHCの特徴や性質、SPCCとの違い等を解説

SPHCの特性SPHC(steel plate hot commercial)とは熱間圧延軟鋼板のことで、HOT材とも呼ばれます。常温で圧延するSPCCと違い、SPHCは高温で圧延しており黒皮と呼ばれる酸化被膜を形成しています。表面もざらつ...