硬度換算の目安
それぞれ異なる単位の硬度を換算した際の数値目安一覧を記載します。
例:HRC50→HV513程度
焼入れ鋼などは主にHRCなどロックウェル硬度による検査が主ですが、HV硬度やブリネル硬度で示される事もあります。
※あくまで目安の数値ですので当方で保証は致しかねます。
補足
- ロックウェル硬度(HRC)
ダイヤモンド形状の円錐圧子を用いた硬度計測。主に焼入れ処理後の硬度評価など幅広く用いられます。 - ビッカース硬度(HV)
ダイヤモンド形状の四角錐圧子を用いた硬度計測。主に超鋼やサーメットなど硬度の高い刃物の硬度評価などに用いられます。 - ブリネル硬度(HB)
鋼球を押し込んで硬さを評価する計測。主に”材料段階”にて用いられる硬度評価。 - ショア硬度(HS)
ダイヤモンドチップを埋め込んだハンマーを用いた硬度測定。主にゴムの硬度評価に用いられる。
処理合金の硬度目安
あくまで目安の数値であり、処理方法や材料ロットによって数値は変化致します。
例:SKD61→HRC53~56程度
S50C(高周波)→HRC51~55程度