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材料・処理知識

FCD500とは?球状黒鉛鋳鉄のFCDの特徴、FC材との違いなどを解説

FCD(球状黒鉛鋳鉄)はダクタイル鋳鉄とよばれる鋳鉄の一種で組織中の黒鉛が球状の形をしており、ねずみ鋳鉄よりも靭性に優れた材料です。 FCDにも種類があり、引張強さによって記号が異なります。・FCD500 = 引張強さ500(N/mm2)以...
材料・処理知識

FC300とは?鋳鉄の種類や特徴、デンスバーとの違いなどを解説

FC300は鋳鉄の一種で、熱で溶かした鉄鋼を型に入れて冷却する事によって作られます。炭素量が多く1.7%~6.68%を含んでおり、見た目の色から「ねずみ鋳鉄」とも言われます。FC250の"300"は引張強度を示しており、引っ張り強度300(...
金属材料

【アルミ合金】A2024とは?超ジュラルミンのA2024の特徴や性質、A2017との違い等を解説

A2024 特性 A2024とは「ジュラルミン」とも呼ばれるアルミ合金で、A5052よりも強度に優れております。「銅とマグネシウム」を含有している2000系(Al-Cu-Mg)のアルミ合金であり、鉄鋼に匹敵する強い強度を持っています。 A2...
金属材料

【ブランド鋼】HPM77とは 特徴、性質など解説

HPM77の特徴 HPM77は日立金属工具鋼(株)が開発したSUS快削系の改良材です。主に精密プラスチック金型の材料として使用される鋼材です。日立のハイピーエムシリーズなので「ハイピーエム」とも呼ばれます。 HPM77の成分 化学成分(%)...
材料・処理知識

FC200とは?鋳鉄の種類や特徴、デンスバーやFCD材との違いなどを解説

FC200は鋳鉄の一種で、熱で溶かした鉄鋼を型に入れて冷却する事によって作られます。炭素量が多く1.7%~6.68%を含んでおり、見た目の色から「ねずみ鋳鉄」とも言われます。FC200の"200"は引張強度を示しており、引っ張り強度200(...
金属材料

【アルミ合金】A6063とは?A6061、A5052との違いや特徴、使い分けなどを解説

A6063は、アルミ(Al)とマグネシウム(Mg)とシリコン(Si)との合金です。アルミ合金の中で特に耐食性に優れています。A6000系は押出加工に優れており、その中でもA6063はサッシなどの身近な部品にも使われています。 化学成分(%)...
金属材料

【アルミ合金】A1050とは?純アルミ系の合金A1050の特徴や性質を解説

A1050はアルミニウム合金の中でもアルミ純度が非常に高く99.50%以上となっております。 A1050特徴 1000番台のアルミは純度が高いため、アルミニウム自体の特徴が顕著に表れます。強度は低いため構造部品には向いておりませんが、熱伝導...
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Fusion360レンダリングがパッとしない時のTips1~簡単にできる基本テクニック~

Fusion360を使ってレンダリングしてみたけどリアリティが出ない、、そんな時にできる簡単な対策方法を解説します。まずは下の2枚の画像を見比べてください。 上の画像に比べて下の画像の方がリアリティがでていると思います。やりかたは簡単なので...
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【昔の加工用語】メクラ加工とは?ブラインド加工について解説【差別用語につき使用注意】

古い図面を見ていると「メクラ、メクラ加工」という表記がされている事があります。メクラ加工は"穴を防ぐ加工"や"止まり穴"の事を指し、液体や気体の流路において漏れを防ぐ役割を果たします。また、流体の漏れなどを防ぐ栓を「メクラ栓、盲栓」と呼ぶこ...
金属材料

SGCC材とは?防錆力のある溶融亜鉛めっき鋼板SGCCの特徴や性質、SPCCとの違い等を解説

SGCCとは? SGCC(steel Galvanized Cold Commercial)とは溶融亜鉛めっきを施した冷間圧延鋼板です。常温で圧延するSPCCに溶融亜鉛めっきを施すことでSGCCとなります。薄い板状の材料で、プレスや曲げなど...