【昔の加工用語】メクラ加工とは?ブラインド加工について解説【差別用語につき使用注意】

古い図面を見ていると「メクラ、メクラ加工」という表記がされている事があります。
メクラ加工は”穴を防ぐ加工”や”止まり穴”の事を指し、液体や気体の流路において漏れを防ぐ役割を果たします。
また、流体の漏れなどを防ぐ栓を「メクラ栓、盲栓」と呼ぶこともあります。
しかしこれらの呼び方はいずれも差別用語にあたり、現代では使用されません。

メクラは差別用語なので現代社会では絶対に使用しないように

そもそも「メクラ=盲蓋」は目が見えない人の事を指す昔の言葉です。
現代社会では視覚障がい者への差別用語とされており、放送禁止用語にも指定されています。
そのため間違っても使用するべきではないと考えております。
今では「メクラ加工=ブラインド加工」と言い換えられています。(本質的には変わっていないような、、?)
ちなみにメクラ栓は「プラグ」に置き換えられています。

メクラフランジ=閉止フランジ