【その3:パーツ造形編】ORBION ver2.5スペースマウスの製作記録

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パーツ造形

さて、電子部品の注文が済んだらパーツを造形していきましょう。
旧式のCADファイルはリンクがわかりやすい所にあるのですが、ver2.5のSTLやSTEPのダウンロード先がわかりにくかったです。

下記のリンク先の「View the CAD from Browser」→「LINK」からSTEPファイルなどをダウンロードできます。
https://github.com/FaqT0tum/Orbion_3D_Space_Mouse
STLもダウンロードできるのですがパーツが一体化してしまっているので、STEPファイルをダウンロードしてから1パーツずつFusion360にてSTLに変換してから出力しました。


画像の左列上から順番に説明します。

  • Knob
     回転ノブ本体
  • Knob Support
     ノブの下につけるサポート
  • Spacer
     スペーサー
  • Center Bearings
     ベアリング保持
  • Enc holder(14mm or 17mm)
     エンコーダホルダー。穴のピッチが14mmと17mmの2パターンあるので、実際に届いた部品の穴ピッチを見て選びましょう。私は17mmピッチでした。

画像の右列部品に入ります。

  • Knob Axis Hole (14mm or 17mm)
     こちらにも穴ピッチが2パターンあります。
  • Cushion HiNATA
     HiNATA様MODのクッション部品です。こちらはTPUで造形します。
  • BODY TOP(LEFT or RIGHT)
     LEFTとRIGHTがあります。それぞれメタルスイッチの位置が違いますので、左手デバイスで使用する場合はLEFTをおすすめします。こちらをSTLに変換する場合は、中央の穴が塞がってしまっているので注意してください。
  • Supp ele
     ジョイスティック設置&Arduino差し込みパーツです。
  • Micro USB(or Type-C)
     Micro USBかType-Cを選択できます。私はMicro USBで出力しています。
  • Wire Clips
     こちらは配線整理用のクリップです。TPUで造形します。
  • Bottom
     底面です。

次回


前回 → 【その2:パーツリスト確認&パーツ購入編】ORBION
次回 → 【その4:ハンダ付け編:前編】ORBION ver2.5スペースマウスの製作記録

参照

今回作成したスペースマウスの元リンクhttps://github.com/FaqT0tum/Orbion_3D_Space_Mouse
ライセンスはCC BY-NC-ND 4.0となっておりますので営利目的の使用などはできません。詳しくは元リンクをご参照ください。

開発者はイタリアのFaqT0tum様
FaqT0tum様のGithubのページはこちら→https://github.com/FaqT0tum