機械部品

応力集中とは?荷物掛けフックを例に、安全率と共に簡単な説明をします

応力集中とは、物体の一部に高い応力が発生する現象を指します。機械部品や構造物において、急激な形状の変化、凹凸や切り込みが存在する部分では高い応力が生じやすくなります。この高い応力の部分が破壊や劣化の起点となりうるため、設計時には特に注意が必...
機械加工・図面知識

【機械図面記号】□記号とは?正方形を表す寸法表記を解説

図面に書かれている"□"の記号は正方形を示しています。□13と書かれていたら、縦13x横13mmの正方形という意味になります。実例とともに見ていきましょう。 記号□の実例 【正面図記入の場合】この図示は、先端の四角の出っ張りが13x13mm...
機械加工・図面知識

【機械図面記号】板厚記号tとは?板の厚み表記を解説

図面に書かれている"t"の記号はthickness=厚さ、つまり板厚を示しています。t=1.6と書かれていたら、厚み1.6mmの材料を使用して加工するという意味になります。原則この1.6mmは、一般公差ではなく鋼板の板厚公差が適用されます。...
機械加工・図面知識

【機械図面記号】SΦ、SRとは?球形状の表記を解説

SΦ、SRとはどちらも球形状を図示するものです。Sはsphere=球を意味します180°を超える球形状は"SΦ"180°未満の球形状は"SR"で表記します。 SΦの図示 上記のSΦ30は直径30mmの球形状になっている事を示します。(他の寸...
機械加工・図面知識

【機械図面記号】皿ザグリ(皿座ぐり)記号とは?穴加工の表記を解説

ザグリ=座ぐりとは「凹み」を意味し、図面上で部品の形状や寸法を示すために使用されます。その中でも「皿ザグリ」とは、穴の周辺を円錐形に面取りしてある穴のことを指します。ねじやボルトには、頭部が円錐状のものが存在します。この皿頭形状のねじやボル...
機械加工・図面知識

【機械図面記号】深座ぐり(ザグリ)記号とは?穴加工の表記を解説

ザグリ=座ぐりとは「凹み」を意味し、図面上で部品の形状や寸法を示すために使用されます。六角ボルトの穴を沈めたり、部品が干渉しないための窪みを設ける際などに図面に指示します。下図のように、青矢印で指示した部分の穴窪みがザグリ(深ザグリ)です。...
機械加工・図面知識

【機械部品図面】図面の寸法に書かれているRやCの面取りとは

RとCの面取り記号は、部品の角やエッジに適用され製品の安全性・機能性・製造性を向上させるための重要な要素です。 R(ラウンド)丸め記号 Rは"Round"(ラウンド)を表す記号で、角やエッジを丸める形状を示します。このRは製品が鋭いエッジや...
機械加工・図面知識

図面に書かれている「P=ピッチ」とは?穴ピッチ寸法の表記について解説

図面を見ているとJIS表記と独自の表記が混在していて、かなりややこしいですよね。今回は図面に書かれている穴ピッチ表記について解説していきます。 この図面には直径12mmのドリル穴を60個開けてくださいという指示があります。では"570(P3...
機械加工・図面知識

部品を依頼したいけど図面が書けない!手書きで相談する時のポイントや注意点を解説

う~ん困ったな~ どうしたんですか? オーダーメイドの部品を依頼したいんだけど、図面何か書いたことなくて、、寸法の書き方もさっぱりなんです 何かアドバイスできるかもしれません。その紙に書いた絵を見せてもらえます? これです!下手ですし全然わ...
機械加工・図面知識

【機械加工を学ぶ】7.研磨とは?面粗度を上げる最終仕上げ工程の研磨の種類と特徴を紹介

研磨加工とは? 研磨加工とは、砥粒を使って工作物を磨き上げる最終仕上げの工程です。身近な所ですと、紙やすりを使って金属を手で磨き上げるのも研磨の一種と言えます。最終製品をピカピカに仕上げたい、面粗度をもっと向上させたいといった場合に研磨加工...