金属材料 【SKD61改良系】DH2Fとは?大同特殊鋼のブランド鋼であるDH2Fの特徴、NAK55やSKD61との違いを解説 DH2Fは大同特殊鋼株式会社が開発したブランド鋼です。SKD61を改良しており、HRC37~41程度の硬度が入っているプリハードン鋼で、快削元素を添加しているため切削性に優れています。 DH2Fの成分とSKD61の比較 成分的に大きな違いは... 2022.02.28 金属材料合金鋼
金属材料 【合金工具鋼】SKS93とは?冷間金型に使われる金属の性質や特徴、SKS94やSKS3との違いを解説 SKS93とは? SKS93は冷間金型に使われる合金工具鋼です。炭素工具鋼にMn、Crなどを添加し、焼入れ性を向上させています。 SKS93と類似金属の成分比較 SKS94、SKS95との違い 炭素量のみが異なるため、使用部品の硬度と靭性の... 2022.02.28 金属材料合金鋼
材料・処理知識 SCM440H、SCM440(H)、S45C(N)などの記号の意味は?Hバンド鋼や調質材、焼ならし材の違いについて解説 SCM440HやSCM440(H)など非常に紛らわしい表記が混在していますが、これらの記号の意味はそれぞれ違います。ひとつずつみていきましょう。 H材=Hバンド鋼とは H材とは「焼入れ性を保証した鋼材」でJIS G 4052に規定されていま... 2022.02.28 材料・処理知識
金属材料 【SUS420J2改良系ブランド鋼】HPM38とは 特徴、性質など解説 HPM38の特徴 HPM38は日立金属工具鋼(株)が開発した「SUS420J2改良系」の材料です。鏡面仕上げ性に優れる為、主に精密プラスチック金型の材料として使用される鋼材です。日立のハイピーエムシリーズなので「ハイピーエム」とも呼ばれます... 2022.02.27 金属材料ステンレス
金属材料 SK105(SK3)とは?炭素工具鋼であるSK105の性質や特徴、SK5やSKS3との違いを解説 SK105(SK3)は炭素工具鋼です。「SK3」というのは旧JIS表記で、現在は「SK105」に変更されましたが、まだ多くの図面でSK3の表記が残っています。 SK105(SK3)の化学成分 SK105(SK3)は炭素量が多く強度の高い材料... 2022.02.27 金属材料合金鋼
材料・処理知識 合金の添加元素が与える影響について 炭素,クロム,ニッケル,マンガン,などの元素が金属に与える影響について 鋼材の98%は鉄(Fe)でできておりますが、その他に微量に含まれる元素は材料の特性に大きな影響を与えます。鉄鋼材料には炭素・マンガン・シリコン・リン・硫黄といった5つの元素が混ざっています。その鉄鋼材料にニッケルやクロムなどの元素を添加する... 2022.02.27 材料・処理知識
材料・処理知識 ややこしいめっき表記 MFZnⅡ-Cってどんなめっき? MFZnⅡ-Cは古い表記 皆さんは図面表記で「MFZnⅡ-C」などという表記を見かけたことはありますでしょうか。これは電気亜鉛めっきの"旧規格"でJIS H 8610-1990に記されていたものです。これに沿ってMFZnⅡ-Cを訳すと「亜鉛... 2022.01.27 材料・処理知識めっき処理
金属材料 【銅合金】快削真鍮C3604とは 通常の真鍮との違い、特性や性質を解説 C3604の特性 C3604は真鍮の一種で、快削真鍮と呼ばれる材料に分類されます。真鍮は銅と亜鉛の合金で、展延性や導電性に優れており、外観も良く装飾品などに使用されています。快削真鍮の"快削"とは「削りやすい」という意味で、その名の通り切削... 2021.12.07 金属材料銅