モバイルバッテリーで有名な「Anker」が3Dプリンタ界に参入!特徴や仕様、発売時期は?

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みなさんはAnkerという会社をご存じでしょうか。

Ankerは中国の深圳に本社を置くモバイル関連機器の開発・販売を行っている会社です。
アメリカのGoogle本社で勤務していたスティーブン・ヤン氏が2011年に創業し、中国の深圳に移転し現在に至ります。

モバイルバッテリーなどのスマホ・タブレット周辺機器をはじめ、イヤホンなどを扱うオーディオブランドの「Soundcore」やロボット掃除機などを扱うブランド「Eufy」なども展開しております。

低価格ながらも品質が高くサポート体制も充実しているAnkerが、今度は3Dプリンタ業界に参入してくるという話です。

3Dプリンタのブランド名はAnkerMakeです。

どのような製品でデビューするのか

引用:Anker公式サイトよりhttps://www.ankermake.com/3dprinter-v8111

名称:AnkerMake M5

【仕様(予定)】
最大造形サイズ
 235x235x250mm
対応可能フィラメント
 PLA/PETG/TPU/ABS
フィラメント直径
 1.75mm
ヒートベッド材質/温度
 PEI soft magnetic steel / 最大100°C
ノズル径/温度
 0.4mm/最大260°C
・造形スピード
 50-250mm/s
造形精度
 ±0.1mm
エクストルーダ
 ダイレクトエクストルーダ

【製品寸法・規格】
本体サイズ
 502x438x470mm(フィラメントホルダー除く)
PowerInput
 AC100-240V
Power
 350W

【特徴】
・押出し部とノズルの距離を近くすることで精度を向上
・AIカメラ搭載でリアルタイムにプリントを制御
・スマートホームアシスタントとの連携でどこからでも制御可能
・タイムラプスをSNSで共有可能
・250mm/sでの印刷が可能
・高度に細分化されたY軸のステッピングモータによって安定性が向上
・Ankerアプリを使用してiosやandroidから印刷が可能。(スマホアプリによるスライス機能は実装されていませんが、将来的に実装する予定とのこと)

発売日、価格の情報は?

AnkerMakeM5はクラウドファンディングのkickstarterを通じて出荷されます。

※kickstarterは支援を目的としているため、「価格を払って商品を購入する」という行為とは違います。開発プロジェクトが何らかの理由によって中断するリスクなどもございますので、条件などを十分確認し、支援は自己責任で行ってください。

【発売日】
kickstarterのプロジェクトによるとAnkerMakeM5は2022年8月以降出荷予定とのことでした。ただし、支援ページには「11月頃出荷」と記載されているので確定ではございません。

【価格】
$599支援コースの内容(21%オフ)
・AnkerMakeM5 3Dプリンター
・150gフリーフィラメント
・ツールボックス
・クイックスタートガイド
・1年間の保証

$1,149支援コースの内容(24%オフ)
・AnkerMakeM5 3Dプリンター x 2個
・150gフリーフィラメント x 2個
・ツールボックス x 2個
・クイックスタートガイド
・1年間の保証

など、他にもいくつかコースがあります。

$429(53000円程度)の超早割43%オフなども存在しましたが、現在はsoldoutしております。
そのため現在は、実売価格21~24%オフの支援コースのみとなっています。2022/4/7現在

詳しくは、kickstarterのページをご覧ください。

その他Q&A(kickstarterのページより)

・日本への発送対応可能
・スライスソフトは基本的に独自スライサーである「AnkerMakeSlicer」に最適化。Cura、Simply3D、PrusaSlicerもサポートはしているとのこと。

総括

Ankerは電気系統に強い実力派の企業であり、スピード感も兼ね備えているので今後の活躍に目が離せません!期待して続報を待ちましょう。

※情報の正確性には注意しておりますが、仕様や価格・発売日などは随時変更される可能性が高いです。当ページの情報により不利益を被った場合でも、当方では一切保証できませんのでご注意ください。

参照

AnkerMake3Dプリンター https://www.ankermake.com/3dprinter-v8111