【3Dプリンターお手入れ】 シールはがしを使って、のりで汚れたプラットフォームを掃除する

今回は、のりで汚れたプラットフォームを掃除したいと思います!
私が使っている3Dプリンタは熱溶解積層方式のFlash Forge Finderです。

そして問題のプラットフォームがこちら
※汚いので注意です

これは非常に汚いですね。普通はここまで汚れる前に綺麗にしましょう。

熱溶解積層方式の造形において、密着性を良くするためにスティックのりが使われることがあります。この3Dプリンターにも付属品としてスティックのりが付いてきました。
私は一時期のりを使わず、プラットフォームにマスキングテープを貼っておりましたが、薄いものの造形時に反りと剥がれが発生したため(私の設定が未熟なせいだと思います)、再度のりに戻しました。
そんなこんなで、のりを使っているとプラットフォームがどんどん汚れていくのです。
(マスキングテープを使用した造形については、また後日記述したいと思います。)

そして今回掃除に使用するのがこちら

100均のシールはがしと100均のスクレーパー

さて、さっそく作業をしていきたいのですが、私はシールはがしの事もスティックのりの事もよくわかっておりません。せっかくなので両者の成分も調べていくことにします。

一般的なスティックのりの主成分
  • ポリビニルピロリドン(PVP)
     密着性、成膜性を有する。有機溶剤への溶解性を持つ。
  • 脂肪酸ナトリウム
     いわゆる固形石鹸の主成分。ここではPVPを固形にする役割を果たしている。
  • グリコール類
     滑りを良くし、塗りやすくする
100均のシールはがしスプレー主成分
  • 炭化水素
     炭素原子と水素原子だけでできた化合物の総称。これだけでは種類が多すぎて何なのかはわかりませんが、洗浄剤の成分だと思われます。引火性があるので換気をしましょう。
  • 有機溶剤
     他の物質を溶かす成分を持つ有機化合物の総称。
  • リモネン
     レモンなどの柑橘系の皮に含まれる成分。親油性が高く、汚れに馴染みやすい。
  • LPG
     液化石油ガス。液体をガスによって噴射させるエアゾール噴射剤として、ヘアスプレーなどにもよく用いられている成分。

こんな感じです。恐らく有機溶剤がのりを溶かしてくれるだろうと思います。

ちなみに、プラットフォーム(ビルドシート)の材質はわかりませんでした。。
カーボンシリコン系なのか、はたまた全く別の物か、公式ページでも材質は確認できませんでした。すみません。


まずは試しにスプレーせず、そのままスクレーパーでこすってみます。

全然ダメです。。やはり粘着成分がこべりついております。

気を取り直してスプレー噴射

2~3分待ちます。

スクレーパーでこすります。

おー!とれるとれる!
どんどん剝がれていきます

1回では取り切れなかった分もありますので、
もう一度スプレー → スクレーパーを繰り返します

2回目もこんなに取れました!


少し湿ったティッシュで拭いた仕上がりがこちら
(乾いたティッシュだとひっつきます)

アフター

ビフォー

かなりキレイになりましたね。もっと丁寧にやればさらにキレイに仕上がると思います。

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まとめ

100均のシールはがしとスクレーパーで十分プラットフォームを掃除することができました。
しかし、プラットフォームシートの材質、のりの種類によっては今回のようにいかないこともございますのでご注意ください。

また、シールはがしを使用する際は必ず換気をして目立たない所で試してから、自己責任で使用してください。

今回はシールはがしでお手軽にやってみましたが、他のものでももっと簡単にできるかもしれません。また、手入れのしやすいプラットフォームシートに替えたり、マスキングテープを使用したりと、のりを使わずに造形する方法もございます。
それはまたいずれ記事にしたいと思います。