金属材料

金属材料

【金属材料】超硬、超硬合金とは 特徴、性質や種類などを解説

超硬の特徴超硬とは「硬質な炭化物の粉末」を焼結してつくられた合金で、超硬合金とも呼ばれます。炭化タングステン(WC)とコバルト(Co)を混合して焼結した超硬合金が代表的で、主に切削工具のチップなどに用いられます。超硬は人工的に作られる合金で...
金属材料

【ステンレス】SUS420J2(マルテンサイト系ステンレス)とは 特徴、性質など解説

SUS420J2 特徴SUS420J2はマルテンサイト系のステンレス合金で、焼入れによって硬度を上げる事ができるステンレスです。マルテンサイト系ステンレスとは、常温でマルテンサイトを主成分とする組織を有しているステンレスです。炭素を含有して...
プリハードン鋼

【ステンレス系】STAVAX(スターバックス材)とは 特徴、性質など解説

STAVAXは、スウェーデンのウッデホルム社が開発した精密プラスチック金型用の鉄鋼です。マルテンサイト系のステンレス合金で、SUS420J2の改良鋼に分類されます。STAVAX 特徴STAVAXはマルテンサイト系ステンレスであるSUS420...
材料・処理知識

【表面処理】アルマイト処理(陽極酸化処理)とは 特徴や性質を解説

アルマイトは「アルミ材料に施す表面処理」のひとつです。アルミニウムを陽極で電解処理をすることで人工的に酸化被膜を形成させます。アルマイトの長所耐食性を向上させる耐摩耗性を向上させる傷が付きにくくなる電気絶縁性をもたせる装飾性 美観が向上しま...
金属材料

【アルミ材料】アルハイスⓇとは A5052との違い、特徴や性質を解説

アルミ合金の中でも最も多く使われているA5052について説明しています。
プリハードン鋼

HPM1とは? プリハードン鋼であるHPM1の特徴、性質やNAK55との違いなど解説

HPM1は、日立金属工具鋼(株)の汎用金型用鋼です。HRCが40程度あるプリハードン鋼で切削性に優れております。日立のハイピーエムシリーズなので「ハイピーエム」とも呼ばれます。プリハードン鋼とは? → プリハードン鋼についてHPM1 特徴H...
プリハードン鋼

【プリハードン鋼】NAK55とは?時効硬化系合金であるNAK材の特徴、性質など解説

NAK55は、大同特殊鋼のプラスチック金型用鋼です。HRCが40程度あるプリハードン鋼のため、加工後の焼き入れ処理などが不要です。”ナック材”と呼ばれることもありますプリハードン鋼とは? → プリハードン鋼NAK55 特徴Ni-Al-Cu系...
金属材料

【アルミ合金】A1100とは 特徴や性質を解説

A1100はアルミニウム合金の中でもアルミ純度が高く99%以上となっております。A1100 特徴1000番台のアルミは純度が高いため、アルミニウム自体の特徴が顕著に表れます。強度は低いですが、熱伝導性・耐食性・加工性などに優れています。また...
金属材料

【アルミ合金】A7075とは アルミ合金の中で最高硬度を誇る材料の性質や特徴を解説

A7075 特性A7075はZn(亜鉛)・Cu(銅)・Mg(マグネシウム)を添加している7000系(Al-Zn-Mg)のアルミ合金です。アルミ合金の中で最も強度が高い材料です。A7075の長所鋼材に匹敵する硬度 アルミ合金中最高の硬度を誇る...
金属材料

【ステンレス鋼】SUS440Cとは?性質や特徴、SUS440A,Bとの違いを解説

SUS440Cの特性SUS440Cはマルテンサイト系のステンレスに区分され「熱処理後はステンレス系の中で最高の硬度」を誇ります(HRC58程度)。SUS440には炭素量の区分によってA,B,Cの3種類があり、その中でもCが一番炭素量の多い材...